- しど
- I
しど〔「使途」の意か〕やり方。 態度。→ しどない~がな・いだらしがない。
「しどの無いげい子黄色なばちでひき/柳多留 5」
~もな・し(1)だらしがない。 締まりがない。「髪はいつ櫛の歯を入れしや, ~・く乱れしを/浮世草子・五人女 3」
(2)がんぜない。 子供じみている。II「~・き幼き君達(キンダチ)の/盛衰記 7」
しど【四土】〔仏〕(1)天台宗で, 四種の仏土。 凡聖同居(ボンシヨウドウゴ)土・方便有余(ホウベンウヨ)土・実報無障礙(ジツポウムシヨウゲ)土・常寂光土のこと。(2)唯識(ユイシキ)で, 四種の仏土。 法性(ホツシヨウ)土・自受用土・他受用土・変化(ヘンゲ)土のこと。IIIしど【四度】〔仏〕「四度加行(ケギヨウ)」の略。IVしど【志度】香川県東部, 大川郡の町。 志度寺の門前町として発展。 平賀源内の生地。Vしど【此土】〔仏〕 この世。VIしど【示度】計器が示している目盛りの度数。 特に, 気圧計の示す度数。VIIしど【私度】古代, 定められた官許を受けずに自分勝手に得度して僧尼となること。 自度。⇔ 公度
Japanese explanatory dictionaries. 2013.